ちりめん山椒
海の幸と、山の幸を京都の料理人の発想で作られた「ちりめん山椒」
元々どちらも、別々に使ってはいたのだとおもうのですが、どのようなシチュエーションで「一緒にしたろ!」って思いついたのかなー??というのを妄想しなが、描きました。
なんとなく、山椒とちりめんじゃこがあわさって❤️になってるのは、担当者さまの粋なアイデアです。


はじめはここに、もっと色んなアイテムが散らばってました。
醤油にみりんに鍋、ゴハンに徳利、お猪口。
作る過程と、ご飯にもお酒にもあうよねーという事をコラム内に書いてたのでそれを描写したのですが、「海の幸と山の幸の出会い」だけにスポットを当てた方がいい、と言われてなしに。
たしかに、そうなんですよねー。
ついついコラム内に書いてある事全てを盛り込もうとしてしまいますが、それは見てる人がわかりづらくなるんですね。
本当に勉強になります。
天日干しの風景

そして最後は天日干しの風景が、織物の縮緬(ちりめん)に似てることからちりめんじゃこと呼ばれるようになりました、というコラムの内容のイラストです。
苦労したのは、白い縮緬織物が私のテイストのイラストだと見栄え良く見せるのにとても苦労しました。
あまり凹凸をつけると繊細さが失われるし、織物にもみえないし、でも質感も大切だし。
そこに小魚達も入れないといけないし、ともするとグロくなってしまう・・・
背景をほんわか春らしくすることで、なんとかはんなりした感じが出せました。
こういう和柄(青海波や桜や叢雲など)を配置すると一気に和の雰囲気になって上品にみえますね。
本掲載はこちら → あまから手帖の旬ごよみ 4月の旬 ちりめんじゃこ